バック・トゥ・ザ・フューチャーは言うまでもなくSF界の名作だった

ふぉぐです。

私は個人的に「SF」と言うジャンルが好きである。

それこそ、(SFにカテゴライズして良いのかわからないけど)ドラえもんは好きだし、自分でSF小説を書くぐらいSFは好きである。

SFといえば、やはり外せないのが「時空間移動系」のストーリーではないだろうか。

タイムマシンを使用して、過去や未来を行き来するストーリーは、まさに科学の将来を明るく映し出してくれるものだ。

中でも今回は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー(第1部)」についてレビューしていきたい。

(ちなみに、壮大なネタバレを含んでいるので、まだ観ていない方は今すぐ観てくるように!)

ちなみに、次作「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」についてもレビューしてるので、そちらもぜひどうぞ!

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は第1部よりも心臓に悪い話だった




バック・トゥ・ザ・フューチャーってどんな映画?あらすじは?

バック・トゥ・ザ・フューチャーは、まさにSF映画だ。

監督はロバート・ゼメキス。

主演はマイケル・J・フォックス、ドク役はクリストファー・ロイドである。

1985年のアメリカから1955年にタイムスリップし、なんやかんやあってまた1985年に戻ってくるよって言うストーリーである。

最後のシーンでは、第2部に続く演出がなされ、観る者を「おいおい、早く第2部見せてくれよ!」と思わせんばかりである。

バック・トゥ・ザ・フューチャーのギミック的な面白さ

バック・トゥ・ザ・フューチャーの面白さは、ただ単に「ドクが撃たれて、過去に行って、また未来に戻ってくるよ」という普遍的なストーリーにあるのではない(多分、今この記事を見てるあなたはわかってると思うけれど)。

バック・トゥ・ザ・フューチャーの面白さは、その「過去と現在を繋ぐギミック(伏線)」にあるのだと私は考えている。

まず、バック・トゥ・ザ・フューチャーの前半部分では、基本的に「過去にこんなことがあったよね&現在ではこんな感じだよね」という紹介が多くなされている。

わかりやすい例で言えば裁判所の時計台である。

夜10時4分に雷が落ちてから、ずっと動かないまま…という伏線を見事に張っている。そして最終的には、その雷を利用して現在に戻ってくるのだから面白い。

ビフと父親の関係、父親と母親が車の事故が原因で出会ったこと、父親と母親はダンスパーティーで初めてキスをしたこと。

前半部分で「現在はこういう感じ」という伏線をたくさん張ることで、過去に行った時の面白さが何倍にも膨れ上がっているのだと感じた。

私が最も「面白いな…」と思ったのが、母親の自宅に行って、そそくさと帰った時の祖父の言葉である。

「ありゃアホだ。親の顔が見てみたい」

と。

いやいや、落語じゃん!!!…と笑ってしまった。上手い。過去の使い方がウマすぎるぜ。

バック・トゥ・ザ・フューチャーは子どもの頃に2回ぐらい観たことがあるのだが、大人になってもう一度見ると、そのギミックの面白さに気づく。

そういう意味でも、過去と現在を繋ぐ作品なのかもしれない(うまいこと言った風で全然言ってない)。

現在に戻ってきてからの面白さ

バック・トゥ・ザ・フューチャーの後半部分では、現在に戻ってきてドクに「撃たれちゃうよ」というのを知らせに行くシーンがある。

あのシーンが面白いのは、実は現在のとある時間帯で、主人公のマーティは二人いたことになる…というところだ。

マーティは、過去に行く前の自分の姿見て、過去に行ったのを確認してからドクの元に駆け寄る。

ということは、前半の深夜の駐車場シーンでは、実は過去から戻ってきたマーティがいたのである。

ちょっと…自分でも今頭がこんがらがって上手く言葉に表わせないのだが、この難解なパズル如き面白さ。

これぞSFの醍醐味ではないだろうか。

ドクが一番好きである

バック・トゥ・ザ・フューチャーのキャラクターたちは、どれも個性に富んだ人たちばかりだが、中でも個人的に一番好きなのはドクである。

あのドクのひょうきんな感じ。

学校の教頭に「あの人は変人だから付き合うのはやめろ」と言われてしまっているドク。その社会不適合な感じもカッコいい。

バック・トゥ・ザ・フューチャーでは、実はドクしかマーティが未来から来たことを知らない

理由の一つは、恐らく「未来から来たことを知ってしまったら、過去が変化して未来にも影響を及ぼすから」というものだろう。

しかし、私はそうではなく、「ドク以外の人間は、未来から来たことを絶対に信じないから」だと思っている。

そもそも、タイムマシン:デロリアンを発明したのはドクである。

ということは、ドクは「時空を行き来できる可能性」を信じていることになる。

普通の人間なら、「あんたはトイレで転んで怪我をして、その時にタイムマシンの構想が浮かんだんだ」と言われても、

「こいつ、やべえやつだ!!」

となって終わりである。どれだけ「俺は未来から来たんだ」と言っても頭のイカれた奴という認識で終わってしまうだろう。

しかし、ドクは「科学を追求する科学者」である。

そういう、「人とは違う常識で生きている」というところが、非常に好感を持てるわけである。ドク最高。

バック・トゥ・ザ・フューチャーを総合評価するなら?

バック・トゥ・ザ・フューチャーを総合評価するなら、星5評価中の文句なく星5である。

前半のギミック、そして中盤の伏線回収。後半の「おいおいオイ、ドク何やってんだよ!ケーブル外れとるじゃないか!」というハラハラドキドキ感。

全てが上手くいかないんだけど、上手くいったらつまらない。

視聴者を最後の最後までハラハラドキドキさせる演出も、バック・トゥ・ザ・フューチャーの面白さである。

バック・トゥ・ザ・フューチャーはどんな人にオススメ?

バック・トゥ・ザ・フューチャーをオススメしたい人は、…正直、全ての人である。

まだバック・トゥ・ザ・フューチャーを観たことがないのなら、ぜひ手にとってみてほしい。

SF映画としての完成度はもちろん高いし、映画演出という意味でもかなり面白い。

子どもから大人まで楽しめるんだけど、子どもの時に観た感想と大人になってから観た感想ではまた違ってくる…。そのあたりも、「時空を超える作品」なのである。

終わりに

バック・トゥ・ザ・フューチャーについて熱く語ってきた。

1985年の映画なので、もう30年以上も前の作品になる。

しかし、30年以上も前なのに今尚、私たちに新しい面白さを与えてくれる。

めっちゃ時空超えてくるじゃん!