バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は第1部よりも心臓に悪い話だった

ふぉぐです。

前回、「バック・トゥ・ザ・フューチャーは言うまでもなくSF界の名作だった」に引き続いて、バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2を鑑賞し終えたので、ここで備忘録的意味合い多めでレビューをしていきたいと思う。

今作バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は、個人的には(良い意味で)心臓に悪い作品であった。

ちなみに、ネタバレ多めのレビューになるので…まだバック・トゥ・ザ・フューチャーPART2を観ていないそこのあなたは、ぜひ観てからここに戻ってきてほしい。

まるでデロリアンのように。




バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2はどんな映画?あらすじは?

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は1989年公開の映画である。

監督はロバート・ゼメキス。

主演は前作に引き続きマイケル・J・フォックス、ドク役のクリストファー・ロイドである。

前作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の公開が1985年だったので、4年間ものスパンが空いての作品だ。

正直、リアルタイムでバック・トゥ・ザ・フューチャーを観ていた人生の先輩方は、第1部のあの終わり方を観て、

「完全に2作目あるじゃねーかよ!早く観てえよ!!」

と思っていたのではないだろうか。

早くて1年…遅くて2年後ぐらいには続編あるだろ?と思っていたらまさかの4年…みたいな。そういう人たちは多かったのではないか…と察する。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は、未来のストーリーになる。ただし、結局は1955年のあの雷の日に戻る。

内容としては、主人公マーティとガールフレンドのジェニファーの間の子どもが犯罪を犯して15年服役することになるので、それを阻止するために2015年に向かうことになる。

すると、2015年でヨボヨボになったビフがタイムマシンの存在に気づき、マーティが購入して捨てたスポーツ年鑑を拾い、1955年の自分の元へ届ける。

それが原因で時空が歪み、2015年から1985年に戻ったマーティの世界はかなり異変が起きていた。

まず、自分の家が違う人の家に変わっていたり、父親が殺されていたり…。

母親はビフと結婚してるし、さらにはビフは競馬で大当てしまくって大金持ちになっていた。

巨大なビフ経営のカジノが建てられ、先祖はアメリカ開拓の〜…みたいな歴史まで流れている巨大なビルが建ってた。

しかし、ビフの競馬予想的中は全て2015年のビフが持ってきたスポーツ年鑑によるものだった。

時空の歪みを直すため、1955年に戻り、老人ビフが青年ビフにスポーツ年鑑を渡すのを見届けた後、なんやかんやあってスポーツ年鑑を奪取し燃やすことに成功。

しかーし、またここでハプニング発生。

なんとデロリアンが雷に打たれてドクごとどこかに消えてしまった。

呆然とするマーティの元に、郵便屋さんが配達に来る。

聞くと、「70年前から「1955年のこの日のこの時間に届けてくれ」という依頼なんだ」という。

手紙を開けてみると、1885年に飛ばされたドクからだった。

マーティは早速1955年のドクに会いに行き…というところで次回予告が入る。

大雑把なあらすじはこんな感じである。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は前作よりもハラハラドキドキした

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は、個人的には前作よりも良い意味で心臓に悪い作品だったように思う。

まずドキっとしたのは、映画冒頭でビフにデロリアンが飛んでいる姿を見られるところである。

おいおい…大丈夫かよ…」と思った。マジで。

そしたら案の定、2015年の老人ビフに、

「飛んでるデロリアンを見るのは30年ぶりか…」

というところから、デロリアンに疑問を抱き、マーティとドクの話を盗み聞きするようになってしまう。この時点で2つ目のハラハラである。

そしてビフがスポーツ年鑑を拾うところもなんかハラハラしたし、デロリアンを乗っ取って未来に行くシーンもハラハラした。

1955年でビフの車に隠れるところなんかも、

「いやいや、後ろに老人ビフいるから!!もっと気をつけなさいよあなた!!」

とヒヤヒヤしたものだ。メタルギアソリッドシリーズを嗜む私からしてみれば、もっと上手い潜入の仕方を模索するだろう。

ヒヤヒヤのきわめつけは、個人的にはストリックランド先生にビフがスポーツ年鑑を没収されて(実際はカバーを取り替えただけのエロ本だったけど)、マーティがそれを奪い返しに先生の部屋に潜入するシーンである。

ドアがいきなりしまったり、先生の椅子に手を挟まれたり…。結局スポーツ年鑑だと思ってたらエロ本だし…。

思い通りにスポーツ年鑑を手に入れられないあたりが、バック・トゥ・ザ・フューチャーの面白いところである。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は、前作に比べるとギミックはそこまでない

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2は、ぶっちゃけ、前作に比べると時間的になギミックがさほどない。

前作での時間ギミックの代表例といえば、「裁判所の時計に雷が落ちて、そこから時計が止まったまま」というものだ。

映画の前半部分で伏線をたくさん張り、中盤〜後半で一気に回収するあのスタイルは前作まで。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2では、伏線を張るというよりはストーリーを重視している傾向にあるので(前作もストーリーめっちゃ面白いけど)、時間ギミックはそこまでない。

やっぱり馬糞

前作でもそうだったが、ビフはやっぱり馬糞に縁がある。

前作では、1955年の雷が落ちる日の1週間前に馬糞を浴びているので、そこから1週間後にまた馬糞を浴びてることになる。

ビフのキャラは、かなり悪どいやつだし、ジャイアンなんかよりよっぽど粗暴である。

子どものボールは知らない家の2階に投げ入れちゃうし、マーティの母親を無理やり口説き落とそうとしてるし。

ただ、あそこまで粗暴で嫌な悪役を演じて、「こいつはマジの悪者だ」と思わせる演技力はすごいと思った。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2を総合評価するなら?

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2を総合評価するなら、星5評価中の星4である。

正直、ストーリー的にはかなり面白い。

何度も言っているが、心臓に悪いぐらいハラハラドキドキするし…。

何より、スポーツ年鑑を奪取して、もう一度ビフに取られるあたりなんかは、ストーリーを面白くさせるスパイスとしては素晴らしい。

しかし、個人的にはもうちょっと時間ギミックが欲しかったかな…という点はある。難しいのかもしれないけど。

内容としては完全に星5だが、個人的な感情を含めると星4かな…という感じ。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2はこんな人にオススメ

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2を単体で観ても全く意味がわからないと思うので、前作を観てから鑑賞してほしい。なかなか今作から見始める人はいないと思うけど。

今作の舞台は2015年である。1989年が思い描いていた2015年と、現実の2015年との違いを見比べるのも楽しい。

正直、今作のような世界が実際に訪れるのは(空飛ぶ車が実用化されたり、3D映像が画面なしで映し出されたり)あと数十年先なのかもしれない…。

終わりに

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2について感想をズバッと述べてきた。

余談だが、2015年の10月21日(マーティとドクがタイムトラベルした日)に、様々なイベントが行われていたようである。

この調子でいくと、22世紀には我ら日本が誇る青い狸型ロボット猫型ロボットのイベントも行われるかもしれない。

タイムトラベルSFの面白さは、実際にその西暦になってから、作品と現実との違いを見比べることにあるのかもしれない。

まさに、時を超えてもう一度楽しめる作品である。