【ネタバレ感想】『ゴールデンボーイ』は、独特の空気感のあるサスペンス映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『ゴールデンボーイ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。




『ゴールデンボーイ』ってどんな映画?あらすじは?

『ゴールデンボーイ』は、1998年(日本だと1999年)公開のサスペンス映画。

監督はブライアン・シンガー。主演はブラッド・レンフロ、イアン・マッケラン。

あらすじとしては、「第二次世界大戦時、強制収容所の司令官をやっていた老人だと気づいた高校生が、興味から強制収容所でのことを聞きまくるが…」という物語である。

高校生のトッドは、授業で出てきた第二次世界大戦のホロコースト、及びナチス・ドイツによる強制収容所に対して、強い興味を抱いていた。

図書館でナチ関連の本を読み漁っていくうちに、ナチス戦犯のクルト・ドゥサンダー司令官が逃亡して40年近く経過していることを知る。

トッドは、ある日バスに乗っていると、ある老人が乗ってきた。

その老人の顔をみてみると、どこかで見た顔だ…と思う。

そう、その老人はまさに強制収容所の司令官をやっていた、ドゥサンダーだった。

今はアーサー・デンカーという名前でアメリカ人として過ごす毎日だった。

トッドは、アーサーの家に押しかけ、「もし僕の頼みを聞いてくれないなら、あなたのことを警察に話す」と脅し、トッドは強制収容所でのことをアーサーに質問しまくるのだった。

しかし、トッドはアーサーとと付き合ううちに、悪魔の烙印をいつの間にか押されていることに気づく。

『ゴールデンボーイ』は、独特の空気感のあるサスペンス映画だった

というわけで『ゴールデンボーイ』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「独特の空気感のあるサスペンス映画だなぁ」

という感じである。

全体として、妙な雰囲気が漂っている。

これはおそらく、「人間のこわさ」という類のものに他ならない。

猟奇的なシーンもほとんどなければ(ちょっとあるけど)、血みどろになるシーンもない。

お化けも出てこないし、もちろん幽霊も出てこない。

それなのに、怖い。

これはおそらく、リアリティによるところなのでは…と私は分析している。

『ゴールデンボーイ』は、人間なら誰しも起こりうることを題材に挙げている。

人の弱みを見つけると、人はそれを武器にして人を騙そうとする。

騙された本人は、騙してくるやつから身を守ろうとして嘘をつく。

騙しているはずの本人は、自分が騙しているんだ…という錯覚に落ち込み、気づいた時には逆に騙されている…というものである。

『ゴールデンボーイ』はそういう人間の心理的な恐怖を巧みに用いた作品だと思う。

『ゴールデンボーイ』の良い点

『ゴールデンボーイ』の良い点は、前述のようにその雰囲気にあるだろう。

映画全体としてみるならば、特に強いオチがあるわけでもなく、かと言ってしりすぼみなストーリー展開でもない。

全体的にのっぺらとしたストーリーが続いていく中で、徐々にトッドが悪魔と契約をしているところが怖いのである。

『ゴールデンボーイ』の悪い点

『ゴールデンボーイ』の悪い点は、やはりストーリーがのっぺらとしているところだろうか。

『ゴールデンボーイ』はおそらく、評価的には「普通」となる場合が多い作品だと思う。誰が見ても同じような点数になるような映画である。

『ゴールデンボーイ』を総合評価するなら?

『ゴールデンボーイ』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

個人的には及第点。

つまらないわけでもないし、逆に超面白いわけでもない。

それなりに楽しめるが、いわば謎解き的なサスペンス映画ではないので、盛り上がりに欠けるのが難点。

ただ、主演の二人の演技が素晴らしく、特にアーサー役のイアンが素晴らしいなと感じた。

『ゴールデンボーイ』はどんな人にオススメ?

『ゴールデンボーイ』は、ちょっと怖いサスペンス映画が好きな人におすすめしておこう。

終わりに

『ゴールデンボーイ』についてレビューしてきた。

余談だが、トッド役のブラッド・レンフロは2008年に25歳という若さで亡くなっているようだ。

『ゴールデンボーイ』では良い演技をしていたので、まさか亡くなっているとは…驚きである。