『紀元前1万年』は、王道中の王道ストーリーでわかりやすい内容だった

ふぉぐです。

ついさっき、紀元前1万年を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を

では、早速レビューに移ろう。




紀元前1万年ってどんな映画?あらすじは?

紀元前1万年は、2008年公開のアクション・ドラマ映画

監督はローランド・エメリッヒ。主演はスティーヴン・ストレイト。

あらすじとしては、「ある部族に異民族が押し寄せてきて、村の女性たちを連れ去ってしまい、女性たちをもう一度取り戻しにいく」という物語になっている。

紀元前10000年の時代。ヤガル族と呼ばれる部族は、マンモス(ヤガル族ではマナクと呼ぶ)を狩った者には、英雄の証である「白い槍」を譲渡するという慣わしがあった。

数年前に、両親を「4本足の悪魔」と呼ばれる異族に殺されたエバレットと呼ばれる少女は、青い眼を持っていた。

数年後。村に「最後のマナクが来る」と予言した巫女は、

「マナクの大群が押し寄せてくる。その最後の一頭を倒したものには、白い槍を授け、青い眼を持つ少女と結ばれる。そして、村は安泰になるだろう」

と言う。

巫女の言葉通り、マナクの大群が訪れ、群れの最後方にいた巨大なマナクを、村の男たち全員で倒しにかかる。

トラップを仕掛け、網で一度は捕獲するも、力が強いため網にかけられたまま逃げてしまう。

その網に絡まってしまった村の青年デレーは、偶然にも(マナクが勝手に槍に刺さって)マナク討伐に成功する。

村では祝宴会が開かれたが、巫女と村の長的存在である「ティクティク」は、デレーのマンモス討伐に疑問を抱いており、村の祝宴会に現れなかった。

気になったデレーは、巫女とティクティクの元にいく。

すると、「本当に、お前はマナクを討伐したのか?」と問われる。

デレーは、正直に「偶然だった」と話し、白い槍を返却。

お互いに好意を抱きあっていたエバレットとの婚約も破棄になり、失望していた。

ある日、村に吹雪が吹き荒れ、吹雪とともに「4本足の悪魔」と呼ばれる異族が村を襲いにきた。

異族たちは、村の女性たち(エバレットを含む)を捕獲し、自分たちの村(村というか、ほとんど王国的なところ)に連れ去っていく。

残されたデレーたちは、異族から女性たち、そしてエバレットを取り返すために、長い長い旅に出る。

『紀元前1万年』は、王道中の王道ストーリーでわかりやすい内容だった

紀元前1万年は、ぶっちゃけるとかなり王道中の王道ストーリーである。

村に異族がやってきて、最愛の女性を連れて行かれ、もう一度取り戻すために旅に出る…という。

有名どころでいえば北斗の拳的な。

シンに連れて行かれたユリアを助けるため、旅に出るケンシロウ的な。

しかも、異族の王国には「神」と呼ばれる人物がいるのだが、この神を倒すには「体のどこかに紋章がある人物じゃないと倒せない」という。

ネタバレすると、この紋章を持つものはエバレットだったわけだが、紋章が星座だったのである。

「いやいや、北斗の拳やないかい!!」

と思わずツッコミたくなった。ケンシロウも体に北斗七星が埋め込まれている。

もうほんと、ストーリーの細かい部分を省いて説明するなら、ほぼ北斗の拳である。

北斗の拳と紀元前1万年の違うところは、旅を続けるに連れてどんどん他の部族を仲間に引き込んでいく点だ。

言うなれば、北斗の拳とピクミンを融合した…みたいな?

そんな感じのストーリーである。

結局、紋章は必要だったの?

先述のように、紀元前1万年に登場する異族の長は「神」と呼ばれる人物である。

デレーと他部族の長が、4本足の悪魔の奴隷部屋に潜入した時、奴隷たちの匿われていた目の見えない高官が、

「神を倒すには紋章のある人物じゃなければならない」

と言っていた。

しかし、結局はデレーの放った槍投げで神は一撃死。

紋章が刻まれていたエバレットは最後に復活するぐらいで、結局神を倒したのは特に紋章も持っていないデレーだった。

つまり、神を倒すのに紋章は必要なかった…ということである。

まぁ…ね?

一応、「神を倒すには紋章が必要」っていう縛りがあったほうが面白いからね。

仕方のないことだと思う。うむ。

髪型が同じすぎて、誰が誰だか混乱する時がある

紀元前1万年では、「狩猟民族」なので仕方のないことなのだが、男性の登場人物の髪型が同じすぎて、誰が誰だかわからなくなる時がある。

話が進んでくると、だいぶ「ああ、これはティクティクだな」とか、「ああ、これはデレーだな」という風にわかってくるのだが、ぶっちゃけ前半部分では誰が誰だか理解できなかった。

まぁ、わかるけどね…。狩猟民族という設定だし…。

でも、やっぱり見ていて混乱したので、もう少し髪型に変化があっても良かったかもしれない。

結局、神はなんだったのか

先述のように、紀元前1万年には「神」と呼ばれる人物が登場するが、この「神」という人物に対して、全くと言っていいほど情報がない。

私の予想としては、

「もしかして神は、デレーの父親なんじゃない?」

と思っていたわけだが、結局そんなこともなかったようだ。

最終的にあっさり死んじゃうし、なんかあっけない最後だった。

結局、神とはなんだったのか。いまだに謎である。

サーベルタイガーの出番少なすぎ問題

紀元前1万年では、サーベルタイガーが登場する。

むしろ、サーベルタイガーがどれだけ大暴れするかが楽しみだったのだが、サーベルタイガーの出番はほぼなし。

溺れそうになっているサーベルタイガーをデレーが助け、その恩のために他部族にデレーたちが捕まりそうになった時に助けるぐらい。

サーベルタイガー、ほぼ出番なし。

辛い。

紀元前1万年を総合評価するなら?

紀元前1万年を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

う〜ん…ぶっちゃけ、「紀元前1万年」というタイトルじゃない方が良かった気がする。

「デレーの冒険」みたいな。なんかそっち系のタイトルの方が良かった。

紀元前1万年というタイトルの割には、紀元前1万年に生息していた動物たちがマンモスとサーベルタイガーとなんか鳥みたいなやつしか出てこない。

どちらかというとヒューマンドラマ・アクション要素が強いので、

「紀元前1万年の動物たちが登場しまくるのかな!?」

と思っていた私にはかなり肩透かしだった。

また、特段伏線要素があるわけでもないので、一本道すぎる王道ストーリーなのも個人的にはマイナス評価。

言うなればエクスペンダブルズぐらいストーリーに深みがない。

マイナス要素が多すぎるので、個人的には星3評価である。

紀元前1万年はどんな人にオススメ?

紀元前1万年は、まぁ…あの時代の雰囲気を味わいたい人にはおすすめだろうか。

PS4などで発売されている「ファークライ・プライマル」的な世界観とドンピシャなので、プライマルが好きな人にもおすすめだ。

ただ、前述のように「ヒューマンドラマ・アクション」としての要素が強いので、

「紀元前1万年の動物たちが人間を襲うのかな?」

っていうスタンスで観ると、かなり肩透かしを食らうだろう。

終わりに

紀元前1万年についてレビューしてきた。

タイトルは面白そうなのに、ストーリーがついてこれてない典型的な映画だったように思う。

ただ、やはり紀元前1万年のあの世界観は魅力的ではあるので、ぜひあなたも紀元前1万年の世界に足を踏み込んでみてはいかがだろうか。